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シュヴァイニッツ;ミサOp.21 [シュヴァイニッツ]

WER60504-50.jpg

シュヴァイニッツ;ミサ Op.21
ゲルト・アルブレヒト指揮 ベルリン放送交響楽団 他
独Wergo WER60504-50

ジャケットイメージのインパクトがなかなか強烈で、何の知識もなく聴いてしまうと収録内容に対する先入観までも植えつけられてしまう感じだろうか。
だがそのイメージ通り(?)冒頭のキリエからおどろおどろしく強烈。まるでホラーの世界。無名ながら名曲ではないだろうか。ややこもった感じの録音が残念だがこれもジャケットイメージそのものか。
演奏陣もアルブレヒト以下、ステューダー(S)やシュレッケンバッハ(A)も参加した一流の布陣であり終曲まで一気に聴かせる。

最後に、この曲における最終楽章(アニュス・ディ)の作意が知りたい。一気に現実に引き戻されるようで面白いといえば面白いのだが(むしろ逆?)、それにしてもこれはいったい何なのだろうか・・・


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BPO定期演奏会2013/1/11 メンデルスゾーン;交響曲第4番; ブルックナー;交響曲第6番 [ベルリン・フィル演奏会]

130111-Chailly.jpg

ベルリン・フィルのデジタルコンサート1年分のチケットを購入してからかなりの日が経つが、時間的にも体力的にも精神的にも余裕がなく、なかなか鑑賞できないでいる。毎回買えばいいこととはいえ、折角の貴重なチケットでもあり、できる限り聴きたいものだ。

今回はリッカルド・シャイー指揮による、メンデルスゾーンの交響曲第4番とブルックナーの交響曲第6番という、イ長調同士の組み合わせ、なんといっても指揮がシャイーということもあり、大いに期待して眠い目をこすりながらリアルタイムで鑑賞に臨んだ。

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ツェムリンスキー;人魚姫他 シャイー/ベルリン放送交響楽団他 [ツェムリンスキー]

本年はこの一枚から。

ツェムリンスキー;人魚姫他 シャイー/ベルリン放送SO(初出時ジャケット).jpg

久々の更新である。今年最初の一枚、何を聴こうかということで意味もなく迷った(実はインバル指揮のブルックナー9番の予定だった-理由はそのうち述べることとなろう-)が、冒頭が静かで陰鬱であり、途中陽の光を感じさせるこの曲に落ち着いた。

人魚姫という標題から抱くイメージは人それぞれであろうが、はたして現在、元々この物語がアンデルセンの御伽噺であること、そしてその結末が人魚姫の死であることがどれくらい識られているだろうか。ツェムリンスキーによるこの作品も、華やかさの中にも死臭が漂い(初演後不評の声もあってか、もう1楽章を加え「死の交響曲」とする構想もあったという)聴き手はこの物語の内容について再認識させられることになる。

本盤には「人魚姫」のほかに「詩編第13番」と「詩編第23番」の2曲が併録されており、こちらも聴き応えがある。日頃聞かれることの滅多にない作品の音源として貴重。

本録音は「人魚姫」の世界初録音だったと記憶している。その後多くの録音がなされているが、シャイー指揮によるベルリン放送SOの演奏が秀逸であること、Deccaによる録音が超優秀であることから本盤は未だに同曲正規盤のファーストチョイスとして推せる内容だろう。

尚、上掲は初出時のもの。退廃音楽(ENTARTETE MUSIK)のシリーズとしてリリースされた。現在は再発により輸入盤国内盤ともにデザインも変わっている。


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フルトヴェングラー その生涯と秘密 [ドキュメンタリー]

ドキュメンタリーを。

フルトヴェングラー その生涯の秘密.jpg

 

フルトヴェングラー その生涯の秘密

 

生い立ちを含めた巨匠の生涯を追う。指揮姿等、貴重。

未完成冒頭のリハーサル風景等、現在の演奏からは感じられない独特の凄みがある。


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ショパン;マズルカ選集 アファナシエフ [ショパン]

ショパン;マズルカ集 アファナシエフ.jpg


ショパン:マズルカ集
ヴァレリー・アファナシエフ(p)

聴いて普通の演奏でないことはショパンの熱心な聴き手ではない私でもなんとなくわかる。ショパンというよりもサティを聴いているような気分である。また、選集というのもこの演奏家の拘りが感じられる。なにかと批判もあろうが、これは凡百の演奏とは距離を置いた個性的演奏であり、ショパンのマズルカ集を、というよりもアファナシエフの演奏が聴きたい、という場合にのみ取り出されるであろう、少し違った意味で存在価値のある録音かもしれない。


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Orpheus,No [その他;クラシック以外]

鑑賞の刻・・・クラシックのみかと思われようが、実はそうではない。

というわけで、久々の今回はこれ。

Mark Goldenberg;鞄を持った男.jpg

マーク・ゴールデンバーク;Orpheus,No

かつて、とても印象的なCMがあった。それはこれまでに観た数々のCMの中でもいまだに最も気に入っているもののひとつである。改めて調べてみると、このCMに対しては私ならずとも反響があるようで、いろんな方々が何らかの形でネット上にもそれを残されている(同曲も聴くことができるので、上記ジャケットイメージにリンクを設定した)。

ちなみにそのCMとは、サントリーローヤルのCMでガウディ編というものらしい。

このCMのBGMとして流れていたのが当曲である。ただ、実際のCMで流れていたものとこのCD録音では演奏が異なり、CMでの張り詰めた緊張感は薄らぎ、このCDで聴ける演奏は冷たく落ち着いた印象となっている。

更に調べてみると、ロケーションはバルセロナで、この建物がアントニ(オ)・ガウディによるものらしい(ナレーションでもそう言ってるけど)。

映像は人によってはグロテスクとかコミカルとか思われるかもしれないが、このCMは商品・映像・音楽(・ナレーション)総合的に観て非常に格調高く、やはり芸術的なものに触れる感慨がある。

サントリーローヤル;ガウディ編.jpg

CMで使用されていた演奏の音源はあるのだろうか・・・
非常な短時間ながら至福の一時を過ごす思いである。


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ヒンデミット;歌曲集<死の死>Op.23a [ヒンデミット]

ヒンデミット;若い下女・死の死 G・アルブレヒト.jpg


ヒンデミット;歌曲集<死の死>Op.23a
G・シュレッケンバッハ(A)
G・アルブレヒト/ベルリン放送交響楽団員
独Wergo WER60117

ヒンデミットを聴くきっかけとなったCDである。購入したのは20年程前だが、その当時、私は歌曲のジャンルには全く興味すらなかった。にもかかわらずこれを購入した動機は<死の死>という曲名に惹かれたため。当時から輸入盤狂だった私は当CDも日本語解説付きの直輸入盤と思い込み衝動買いし、ディスクに表記されたSANYO JAPANの文字を見てがっかりしたという思い出のディスクでもある。

さて、曲であるが、ヒンデミットとしては比較的初期の作品であり、一般的に知られる(ジャズ風・アバンギャルド風といった)彼の作風とは異なり、どちらかといえばシリアスな雰囲気もあり寧ろわかり易いものである。

<死の死>とはあくまで訳した人の表現であり、原語は‘Des Todes Tod’。
<死せる屍>といった訳も見たことがある。きっと正確な訳は難しいのだろう。

詩の内容についても西洋的概念・感覚がなければいくら日本語訳があったとしても正確には伝わらないのではないか、と思われる世界観であるが、これはこれで面白い。作品そのものについての印象も詩に対して抱いた感想同様、なにか簡単には入り込むことの出来ない、通常とは異なる世界を感じさせられ、ああ、日常とは違う文化に接しているな、と思わせるのである。

ただ、WERGOによる明晰な録音のおかげもあり、同曲の他のCD(実は持っている)と比べてもこのCDは最も万人向けだと思う。下を含めた収録時間34分台は短すぎるけど。

尚、このCDにはG・シュナウトの歌う<若い下女>Op.23bが併録されている。
こちらはまたの機会に。


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ハラ・モルガナ(Halla Morgana) トリオ・バッソ [オムニバス・その他]

今回は趣向を変えてこういうのを。

Halla Morgana(CTH 2032).jpg

ハラ・モルガナ(Halla Morgana)
トリオ・バッソ
独トロフォン CTH2032

ケルンの地下水層の中で3名(コントラバス・チェロ・ヴィオラ)の低音弦楽奏者により即興演奏されたものを録音・CD化したもので、1トラックで延々50分の即興演奏が収録されている。途中、何かを投げる音や意味不明な笑い声なども入っていて、即興ならではという感じだが、それ以外はこれら楽器以外の音が鳴らされることについては意味不明。

地下水層の中といっても水中で演奏しているのではない。水槽は空であり、空気中で演奏されている。その残響は45秒にも及ぶらしい。これだけ残響の長い場所での録音ながら直接音と間接音のバランスが非常によく、特に直接音が意外にはっきり録られているのが印象的。演奏者が移動しているのであろうか、何の音かはわからないが途中聞かれる直接音の鮮明さと歯切れよさには驚かされる。そのような録音環境と技術的な問題もあるのだろう、実際このCDで聴ける残響はせいぜい15秒程度であろうか。実際、このCDも最終音が実音として鳴らされた後、やはり15秒ほどで残響は消え、再生までも終わってしまうのがなんとも興ざめである(どうにか残響音はリアルな長さで収録して欲しかったし、本CDのように技術的に難しかったとしても、せめて無音でいいから45秒再生をのばしてくれよ、と言いたい)。

というわけで音楽というよりもオーディオ的な意味のあるCDかも知れないが、いずれにせよ興味のある人のみが聴けばよいディスクではある。


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グラス;ヴァイオリン協奏曲 クレーメル(vn) ドホナーニ/ウィーン・フィル [グラス]

ミニマル・ミュージックであり、個人的にははっきり言って聴き通すのが大変辛く、その殆どの作品を理解し切れていないグラスの作品だが、このヴァイオリン協奏曲はいい。

グラス:ヴァイオリン協奏曲

グラス:ヴァイオリン協奏曲

  • アーティスト: クレーメル(ギドン),ドホナーニ(クリストフ・フォン),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 

 




このような現代音楽を珍しくウィーン・フィル(以下VPO)が演奏・録音している。ライヴ録音とのことだが、何かのモニュメンタルな記録であろうか?それにしてもこの演奏は本当に素晴らしい。

この曲はやはりミニマルには違いないのだが、演奏時間も25分程度でメンデルスゾーンのそれ並みに手頃な長さであるなど、グラスの他の作品とはやや雰囲気が異なる。
VPOが演奏しているせいか、第Ⅰ楽章からは独特の戦慄の空気と退廃の匂いさえ感じられ(気のせいだろうけど)、まさしく世紀末ウィーンと言う感じ。そしてなんといっても第Ⅱ楽章。なんとかっこいいのだ。シンプルだが哀感を伴った旋律がひたすら低音の下降音型にのって歌われるのだが、この楽章だけでも何度でも繰り返し繰り返し聴きたいと思わせるだけの魅力がこの曲、そしてこの演奏にはある。第Ⅲ楽章は相変わらずのグラス調になるが、終結部分ではまたⅡ楽章の哀感を伴った雰囲気が戻ってきて、ああ、(やっぱり)いい曲だ(った)と思わせてくれるのである。

尚、同曲には当然ながら他の演奏もリリースされているが、この演奏には敵わないと思う。
私の好みの述べているだけなのでお気になさらないでいただきたい。


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ドヴォルザーク;交響曲第7番 レヴァイン/CSO [ドヴォルザーク]

ドヴォルザーク;交響曲第7・9番レヴァイン/CSO.jpg
ドヴォルザーク;交響曲第7番ニ短調Op.70
ジェイムズ・レヴァイン指揮 シカゴ交響楽団
米RCA 74321 68013

第9番の<新世界より>が有名なドヴォルザークの交響曲中、最も好きなのがこの第7番。このレヴァイン盤は同曲の全ディスク中、私のファースト・チョイスとして薦めるもの。

日常親しまれ、イメージされているであろう、ドヴォルザークの音楽を期待すると裏切られる。
ここで聴かれるのはレヴァイン特有のメリハリたっぷり且つ弾力のある指揮とシカゴ交響楽団による、全ての音を容赦ないまでに聴き手の耳に突きつける、メカゴジラのような演奏なのだ。

第Ⅰ楽章、フォルテで主題が提示されるところなど壮麗そのもの。クライマックスで管弦打が異なるリズムを刻む部分は弾き切り・吹き切り・叩き切りの力感が凄い。特にトロンボーンの強奏はシカゴ響ならでは。
第Ⅱ楽章ですら弦の響きは強靭で、フォルテの部分においてはここぞとばかりのオケの鳴りっぷり。なんとも辛い。
第Ⅲ楽章では金管の自己主張にさえ説得力があり、そして木管の響きには戦慄が走る。
そして第Ⅳ楽章。凄すぎ。唖然。
弦楽群の殺気立った響きは肉食獣が獲物に襲いかかるかのごとく音符を音にしているようだ。 

そういう演奏ゆえ、この演奏が嫌いな人も多いことだろう。

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